当講座について

兵庫医科大学 医学部 リハビリテーション医学講座の概要
兵庫医科大学リハビリテーション医学講座

【コンセプト】
・リハビリテーション科診療全般にわたる総合臨床力
・リハビリテーション科医の臨床力を高める臨床研究
・リハビリテーション科専門医と関連職種の人材育成


【運営方針】
・所属する個々人の強みを伸ばし弱みをお互いに補完
・女性医師や転科医師等全ての医師が働きやすい職場
・医師が雑務でなく本来業務に専念できる環境を実現
・リハチーム医療をリードするリーダーシップを体得
・地域に求められる優秀な専門医・指導医を多数輩出
・古いしがらみに捕われず新たな発想で新分野に挑戦


医局組織の良いところを伸ばすグループ作りを考え、メーリングリストでの症例検討や定期的に開催している勉強会などで活動しています。

【先端リハビリテーション勉強会】
最新の治療法や症例について関連病院で演題発表を行い、最先端のリハビリテーションについての情報を共有する勉強会です。

【Web症例検討会(BYOC)】
「Bring Your Own Case」を略してBYOCと名付けられた、全国何処からでも参加できる症例検討会。臨床研究や個人の時間を有効活用した働き方改革の先駆けです。

【道免和久主任教授講演】
最先端リハビリテーション医学の進むべき道① 2019.6.13
最先端リハビリテーション医学の進むべき道② 2019.6.13
最先端リハビリテーション医学の進むべき道③ 2019.6.13
最先端リハビリテーション医学の進むべき道④ 2019.6.13
最先端リハビリテーション医学の進むべき道⑤ 2019.6.13

リハビリテーション科専門医の育成

兵庫医科大学リハビリテーション医学講座は、リハビリテーション科専門医の育成機関が全国でも数少ない中でも、専門医育成数において全国第2位(西日本第1位)の実績があります。2000年に道免和久教授が着任以来、78名(2022年度)の専門医を輩出し、脳卒中、運動器だけでなく、心臓、がん、小児、呼吸など多様な疾患のリハビリを実践しています。また、当医局はADL評価法FIM講習会の全国事務局を行っています。

NPO法人リハビリテーション医療推進機構CRASEED(クラシード)

リハビリ医療を啓発し、人材育成のためのノウハウの蓄積やセミナー開催などを行うNPO法人リハビリテーション医療推進機構CRASEED(クラシード)を設立しました。NPO法人は全国どこででも活動することができるため、専門医育成の全国組織となっています。 医局員は同時にCRASEED専門会員となり、セミナーや勉強会などは全て無料で受講できます 。また、旧来の医局のように医局員が事務員のように雑務に追われることがなくなりました。地方で病院勤務をしていて転勤はできない先生方も、准医局員として専門会員になって頂くことができ、専門的知識や技術を向上させたいという志をもつ医師が続々と集まっています。